虫歯予防・小児歯科にチカラを入れている、高知県高知市の松木歯科医院

顎関節症とは顎関節症はアゴの関節に音がしたり、アゴの関節に痛みがあったり、時には口を開けにくくなったりアゴを支えている筋肉に痛みが起ったりする病気です。
原因は、歯並びや生活習慣、ストレスや頚椎の異常、筋肉の緊張などいろいろな要素がからみ合って起っていると考えられます。
日本顎関節学会の顎関節症の症型分類 |
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| Ⅰ型: 咀嚼筋(上図①)に問題があるもの |
顎を動かすと咀嚼する筋肉が痛みます。 |
| Ⅱ型: 関節靱帯(上図②)に問題があるもの |
顎を動かすと顎を支える靱帯が痛みます。 |
| Ⅲ型: 関節円板(上図③)に問題があるもの |
顎関節のつなぎ目の間にある、クッション(関節円板)がズレを生じているもの。顎を動かすとカクカクしたり、ジャリジャリ音がしたりします。 |
| Ⅳ型: 顎関節を構成する骨自体(上図④)に問題があるもの |
レントゲンで顎関節を構成する骨がすり減っていたり、尖っていたりする所見がみられます。 |
生活習慣の改善も非常に有効です。具体的には、顎の関節をならして遊ばない、無理に大きく口を開けない、硬いもの控える、日中の歯ぎしりやかみしめをやめる、頬杖をつかない、などです。要は顎に負担をかけないようにすることです。夜間の歯ぎしりには、ナイトガードを使用します。
痛みがひどい場合や口が開けにくいときには、短期間痛み止め等のお薬や高周波治療やレーザーを使うこともあります。症状によっては、スプリントといってスポーツ選手がするようなマウスガードのようなものを装着することがあります。

すべて保険治療で行えます。以前は、スプリント治療で効果がないときは外科的な治療も行われていましたが、長期的な予後を見たときそれほどの差がないため、スプリント治療により経過をみることが多くなっています。
夜間の歯ぎしりも顎関節症の大きな原因の一つとなることがよくあります。歯ぎしりは、自分ではしていないと思っていても、大なり小なり、みなさん歯ぎしりはしています。歯ぎしりを完全になくすことは不可能で、この場合もナイトガードといったマウスガードのような装置を装着することで、歯や顎への負担を軽減することができます。
気道(鼻やのど)が何らかの理由でふさがってしまい、睡眠中、呼吸停止(10秒以上の呼吸停止)を繰り返すことで、睡眠不足を引き起こし、昼間眠い、集中力の欠如を生じ、仕事への支障をきたすものです。さらに慢性的な呼吸障害のため、酸素不足になり、循環器系や呼吸器系に悪影響を及ぼして、高血圧や心臓病、ひいては脳梗塞にまでかかりやすくなります。
その症状は激しいいびきです。いびきはふさがって狭くなった気道を空気が無理に通ることで粘膜が振動して発生する異常音です。
このいびきを改善することが、睡眠時無呼吸症候群の症状の改善につながります。歯科的な治療法の一つとして、スリープスプリント(マウスピース)の利用があります。

いびきの原因の一つに舌が奥に沈み込んで気道を塞いでいることがあげられます。スリープスプリントをはめると、下あごを前に引き出した状態にすることがで、それに合わせて舌も引き上げられ、舌の沈み込みを改善します。その結果、気道が広がり、無呼吸が改善されます(下図参照)。
口に装着するだけの簡単な装置ですが、医療用器具なので、医師の診断を受ける必要があります。医科で睡眠時無呼吸症と診断され、紹介状を持参された場合、健康保険の適応となります。
