フッ素に関する用語集!
(1) フッ素スプレー
歯科医院やインターネットの通販で入手できます。(商品名 レノビーゴ)歯が生え始めた生後6ヶ月からスタート、フッ素のうがいができない3歳位までのお子様におすすめです
(2) フッ素のうがい(フッ素洗口)
歯科医院でフッ素の説明を受けてから入手できます。(商品名 ミラノール、オラブリス)残念ながら今のところスーパーや通販では購入できません。2004年現在日本でできる最も虫歯予防効果の高い(40%以上)方法です。
その効果は絶大で、フッ素洗口によるムシ歯予防効果は40%〜60%もあります。
■ フッ素洗口の方法■
1. 洗口の前には、歯を磨きましょう。
2. 計量カップに5〜10mlとりだします。取り出した洗口液を口に含み、30〜60秒飲み込まないように、下を向いてブクブクうがいをして下さい。
3. うがいが終わったら、液をはき出して下さい。(水で口をすすぐ必要はありません)うがいの後、30分間はうがいや食べ物はいけません。
安価、安全、効果確実ですがうがいを続けるという努力を要します。
(3) フッ素入り歯磨剤
毎日使用している歯磨剤をフッ素入りのものにするだけです。もしかしたら知らないうちにもう使用しているかもしれません。というのは現在日本で売られている歯磨剤の80%はフッ素入りだからです。10年前の1994年ではフッ素入りのものは45%程度でした。(意外か
もしれませんがフッ素のうがい液より濃い濃度のフッ素が入っています。)知らないうちに予防してくれるという点がいいですね。
(4) フッ素塗布
フッ素塗布は3〜6ヶ月に1度、継続して受ける必要があります。1〜2回受けるのみでは不足です。フッ素塗布は高濃度のフッ素を使用します。ただこれで安心せず、基本のフッ素のうがいもあわせて行ってください。
当医院では、洗口液より濃度の高いフッ素を定期健診のときに塗ることをしています。
まず、プロフェッショナルクリーニングをします。歯の汚れを染め出ししておいた上で、専門家の手により、歯の汚れをすみずみまで落とします。これだけで20分ほど時間がかかります。きれいになったところで、フッ素を塗布します。
フッ素を塗布した後は、余分なフッ素を吐き出す程度にして、うがいはしません。飲み込んでも大丈夫です。塗布後、30分間は食事をしないようにします。
■ よくある誤解■ 「一度フッ素を塗ってもらったのに、効果がなかった」という声をときどき耳にします。たとえば、車のワックスでも同じですが、一度塗れば永久に保つものではありません。効果を期待するには、最低でも3か月に1度のフッ素塗布と毎日のフッ素洗口を1年以上継続する必要があります。
(5) フロリデーション(水道水フッ化物濃度調整法)
フッ素による虫歯予防の方法として一番 聞き慣れない言葉かもしれません。でもフロリデーションはフッ素による虫歯予防の出発点であり世界中で行われているポピュラーな方法です。一言でいうと飲み水に含まれているフッ素の濃度を0.8~1.2ppm(平均気温により異なります)に調整する方法です。飲み水を調整するのはなんだか人工的な感じがするかもしれません。 ところが実はとても自然に近い方法です。というのはたまたまこのフッ素濃度と同じフッ素濃度を持つ自然の川が世界中に沢山存在するからです。そこに住むだけで虫歯は極端に少なくなり特に健康を害することもなんらない、それならばその地域のフッ素濃度と同じにしようというものです。そのような地域は天然のフロリデーションが行われていると言います。
フロリデーションされている地域に住んでいるだけで毎日フッ素のうがいをする以上の虫歯予防効果が得られます。特別な努力はなにも必要とせず知らないうちにいつの間にか予防してくれる方法です。残念ながら日本ではこの方法をとっている自治体はまだありません。
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